自然はお手本
改めて言う事では無いかも知れませんが自然はお手本です。
お庭の始まりは、かつての権力者が自身の所有地に自然のミニチュア版として築山や池などを作り、疑似的でややデフォルメされた自然を生活のそばに持ち込んだことであると認識しています。
やがて寺院などで精神性を持たせた庭園が発明され、以後様々な形へと発展していったと勉強したような記憶があります。間違っているかもしれませんが,,,,,,。
さて、夏季休暇中は身体のリフレッシュの為に旅行をしました。
普段世田谷では見られない山々や自然の風景を堪能しました。川の流れの水量であったり流れに変化をもたらす岩のサイズ感に圧倒されますが、商売柄その景色を脳内で補完してしまいます。
あの木のあの枝はないほうが良いとか、あそこにも岩があった方が良いとかです。
とは言え緑の柔らかさや白く落ちる滝は見ていて飽きません。この景色がその場の空気を作っているのだと感じます。
杉でしょうか檜でしょうか、大きな倒木がありその表面を苔が覆っています。
根こそぎ滑り落ちたのか根鉢には草花が見受けられます。
お庭の中では表現できない風情です。
色々なところにお庭のヒントがありますので、仕事で使う頭のリフレッシュになります。
以上、時には旅行もいいなと考える庭竹でした。
0コメント