チャドクガは困りもの(チャドクガ対策)
椿や山茶花は冬場の貴重な花木ですが、チャドクガ(毛虫)というデメリットがあります。発生量はその年の気候などで変化しますが、昨年は世田谷あたりで大発生しました。葉を齧る食害が美観を損ねますし、ドクガの名の通り触るとかぶれてしまいます。
体質的に平気な人やかぶれても軽度ですぐに治る人もいますが、庭竹はダメな方で見るのも嫌です。
庭竹ではいつものお客さんに限り「チャドクガ対策」として椿山茶花類に無料で薬剤散布をしています。毎年GWの頃に散布しますと、ほぼその年はチャドクガの被害がありませんのでかぶれなどの被害を経験したお客さんからはとても喜んでいただいています。今年は早くも孵化を確認しましたのでGWよりも少し早めに散布する予定です。
基本的には薬剤散布はあまり好ましくないと考えていますが、実害のある樹種に関しては最小限の散布は市街区における環境の為にも必要かとも思いますし、近隣に対するマナーかとも思います。
以上、薬剤散布に対する庭竹の考えでした。
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