2023.09.03 23:039月の植木屋連日ニュースなどでは記録的猛暑と報道していましたが、今年は記録的ではなく記録になったようですね。我々植木屋(庭師)のように外で働く職方にとってはシビアな問題ですが、近年登場した空調服(ファン付き作業衣)やネッククーラなどに十分すぎるほどに助けられています。庭竹が小僧(修行中)の頃から考えますと作業機械や作業衣などは随分と進化しました。とて...
2023.08.16 22:30残暑と植木屋夏期休業も終わりますと植木屋(庭師)は今年も後半戦といった感じになります。昔はお盆の連休は親戚が集まるので連休までにお庭を綺麗にといったご依頼が多く、またお正月も親戚や来客を迎えるため年末までにお庭に入らせていただくことが、我々で言うお屋敷(大きなお宅)では通常でした。今では年に1度のお客さんも多くなりましたので、そのお庭の樹種(洋風、和...
2023.07.16 22:097月の植木屋今年はあまり梅雨らしくないまま7月も中旬になりました。三連休の予想最高気温が38℃となっていましたが、東京で38℃の予想は記憶にありません。危険な暑さとはよく言ったもので我々のような外仕事の職方は水分と塩分の適時摂取など暑さへの対策が必須です。
2023.04.20 22:30春の終わりと植木屋サクラも散ってツツジやハナミズキが咲く頃になると春もそろそろ終わりかなと思いますが、かといって初夏はいいすぎだろうとも思いますので、季節の空白期間かなと感じております。さて、この時期は落葉樹が新芽を揃えて常緑樹も新芽と古い葉が重なり植物が重たく見えます。春まではお庭もすっきり感と言いますか軽やかな印象がありますが、新芽や雑草が目につお庭の...
2023.04.13 22:00年度末は世田谷区のお仕事世田谷区には区の仕事や納入をするための登録業者という制度があり『庭竹』もそのひとつです。ですから年度末などは世田谷区の施設の植栽管理のご依頼もあります。区民の税金で運営されている区の施設ですから、世田谷区の業者が仕事を請け負いその利益は世田谷区へ税金として還元されれば、自治体の運営としては理想的な形なのではないでしょうか。
2023.04.06 21:30流れ(擬似的な川)の補修お庭を構成する要素は主に緑(苔から高木)石(砂利から景石)垣根(生け垣や竹垣や土塀)そして水(蹲い、流れ、池)でしょうか、中でも水は面白い素材で景観と音の両面を演出しますし場合によっては日の光や景色を反射させることもできます。しかし水は不定形な液体ですからプールの様に囲われた環境が必要です。最近はガーデン用の防水シートを使いますし、通常は...
2023.03.29 10:28ChatGPTと植木屋これまでのインターネットの常識を替えてしまうかも知れない対話AI『ChatGPT」ですが、我々のようなトラディショナルでローカルで自然(植物)を相手にする商売にとってはいかにして役立ててゆくのか、それとも植木屋にはあまりマッチしないテクノロジーなのかとても興味があります。このブログのような文章制作はものの数秒で書いてはくれますが、庭竹の個...
2023.03.16 21:003月の植木屋いつものお客さんへ生け垣の改修工事を打ち合わせに伺うとサンシュユの花が綺麗に咲いていました。いつのもお庭ですがこの時期の様子を見るのは初めてですから、なんだか新鮮な気分になりました。