芝生のサッチ
世田谷の植木屋 庭竹です。剪定シーズンには少し早いこの時期は芝生の育成環境を整えてあげる仕事が続きます。
世田谷あたりの住宅環境でも、条件が整えば芝生を楽しんでいただくことができます。第一条件が日照時間ですので、ある程度敷地に余裕が必要ではあります。
こちらの資材「イデコンポ」ですが、恥ずかしながらサッチ分解材だと思い込んでいました。しかし画像でも確認出来ますがサッチ分解促進材が正解です。
「バチルス菌」は和名を枯草菌と言い、自然界には普遍的に存在する微生物との事です。そのバチルス菌が有機肥料に配合されていますので、パラパラとまいておけばサッチを減らつつ栄養補給にもなると言う優れものです。
いつものお庭にパラパラとまきます。一般の方は薬品薬剤などはたくさんまいてしまう方もいますが、庭の専門家としては少な目と言いますか足りないかなくらいが良いと思っています。あくまでも自然環境に「ちょい足し」程度と考えています。
こちらはイデコンポ施工後の除草剤散布です。以前の植木屋さんはあまり芝生の環境に関心がなかったのか雑草の種類が多めです。稲科の雑草もいくつか出ています。庭竹での管理は二年目ですから、これから徐々に雑草を減らしたいと思っています。季節のタイミングをみて散布させていただけるので、最小限の薬剤で最大の効果が得られる筈です。
最後に昨年エントランスの改修工事をさせていただいたお客さんです。ジューンベリーが咲いていました。この後常緑のヤマボウシが花をつけます。明るい色味のウッドフェンスですからエントランスが華やかな印象になったと思っています。
以上、剪定シーズン前の世田谷の植木屋でした。
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