除草剤の注意喚起

少し長いので要約します。

松や槇の近くでシャワータイプや粒状の除草剤は使ってはいけません。

と言ったことが書いてあります。
さて、庭の専門家から除草剤について、お節介かも知れませんが注意喚起させていただきます。
こんな事がありました。いつものお客さんから「槇の木が弱っている、どうしましょう」と。夏場に御自宅を長期間空けるお客さんですが、雑草の駆除に除草剤を撒かれました。昨年、暮れの手入れ時に兆候がありましたので「もしかして除草剤を使いました?」昨年の暮れで二年目との事、槇は除草剤の影響がでやすい事を説明しました。
除草剤はホームセンターでもインターネットでも手軽に購入出来ます。お客さんが使用したのは粒状の除草剤をパラパラとまくタイプのものです。この手の除草剤は長期的に効果がありますから、何度も撒かずにすみますので経済的で、なんとなくお手軽です。
通常、用法用量を守れば除草剤に植木を枯らす程の効力はありませんが、除草剤を嫌う樹種もあります。槇や松などの針葉樹がその代表ですしコニファーも針葉樹です。これらの樹種の近くでは粒状のものやジョウロで撒くような除草剤は避けなければいけません。
初めは何ともありませんが、徐々に弱り葉が黄色くなったり、枝ごとに枯れたり、天辺の辺りが枯れたりします。治す方法は分かりませんが、おそらくは根が痛んでいるはずですから、根回しのように根を切り戻す必要があると思います。しかし、弱ってしまった植木に施工するにはリスクが高すぎます。ダメ元であればと言ったところでしょうか。
庭竹でも数種類の除草剤を用途別に使い分けていますが、基本的に大量には撒きません。上画像二枚のように手押しのポンプ式のものを使います。薬液は霧状とまでは言いませんがそれに近い状態で撒きます。液剤であれば雑草の葉に弾かれる(葉の上で水玉にならない)ことなく、付着すれば効果がありますので、地面に染み込む程撒く必要がありません。仮に地面に落ちた分は分解されるそうです。
薬剤は使用しない方が善いとは思いますが、正しい知識と情報を基礎に適時適量の使用は結果的に少量の薬剤ですみますし、市街区においては近隣マナーの観点からも仕方ないかと考えています。
無農薬はとても素晴らしい事ですが、薬剤使用か人的作業かで考えると、コスト面では薬剤使用に傾きます。

最後に松や槇などの仕立て物は、植木としての価値が高いものです。植替えますとそれなりのお値段になりますから、不注意で枯らしてしまわないよう御注意下さい。
以上、庭竹からのお節介でした。

世田谷の植木屋 『庭竹』

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