ウッドフェンスと植木屋

夏も本番になりますと仕事を始める頃には気温も30℃にもなり、毎年の事ですが身体的にもこたえますね。
さて庭竹のHPをご覧になった方からウッドフェンスのご依頼です。
これまでは竹を植えて目隠しとしていましたが、竹のメリット(目隠し、外観)よりもデメリット(落ち葉や竹の子の繁茂)が勝り,伐採の依頼を受けました。
竹や笹は真夏に地上部をカットしますと、抜根をせずとも極端に弱らせる事が出来ます。
日当たりの良い作業場でくらくらするほど暑く休みながらの作業です。竹の伐採の次は基礎金具をコンクリートで固定します。
このとき基礎金具の高さは重要で、オートレベル(レーザー式水平器)とスマートフォンの計算機と手書きのメモ帳を頼りに設定します。
柱になる木材と地面と接触しなければ、柱が腐食する要素のひとつがなくなりますので長持ちします。
木材にはキシラデコール(木材保護塗料)を二度塗りしてあります。
塗装は一度の方が木目も鮮明に見えますから綺麗なのですが、耐水性は二度塗りの方が格段に上がりますので、結果的に長持ちするはずです。
木材を固定するビスもステンレスを使用します。これも耐水性(防錆)を考慮してのことです。
お世話になった親方が言っていました。「職人が造るんだから、少しでも長持ちさせる工夫をしろ」と。
親方の時代に比べると各種素材自体が進歩していますので、必然的に長持ちするはずですが、それでも工夫はした方がよいと考えています。
ちなみにウッドフェンスは二カ所設置しました。それにしても本当に暑い現場でしたので、休みながら作業しましたが、お客さんからは仕事が早くで丁寧だと誉めていただきました。
以上、庭竹のウッドフェンス設置でした。

世田谷の植木屋 『庭竹』

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