鍛冶の会と鍛接

仕事の合間に『次大夫掘り古民家園』の鍛冶小屋に行ってきました。
園内では「民家園で昔の農村体験」と言うイベント中です。
さて、鍛冶小屋ではちょうど鍛接作業をしていましたので、画像で鍛接の手順を公開します。
先ずはトップの画像が火炉(ホド)と言う加熱装置です。同画像の右手の箱のようなものが鞴(フイゴ)で、手動の送風機になります。
さて、火炉から加熱された地金(炭素量の少ない鉄=柔らかい)を取り出します。見た目は明るいオレンジ色でしょうか、ワイヤーブラシで表面をこすって酸化被膜を取り除きます。
画像中央の四角鉄の塊が金床(カナトコ)です。
手順2,まだ熱い地金に硼砂(ホウサ,ホウシャ)をふりかけます。
手順3,さらに秘伝の鍛接剤をふりかけます。
手順4,金床に置いてあった鋼(若干の炭素があるため焼きを入れると硬化する)を載せます。
手順5,正しい位置に調整します。もちろん熱いのでワイヤーブラシの柄を使っています。
手順6,鎚(鍛冶的ハンマー)で押さえつけます。
手順7,再度加熱,しばし待つ。この間余計な事はしない(動かさない)。
手順8地金と鋼が共に明るいオレンジ色になったら取り出します。そしてすかさず6分程度の力で二三度鋼部分を叩きます。これを仮付けと言います。
そして、再加熱して本付けしますが、忙しい庭竹は鍛冶小屋を後にしました。
また機会がありましたら、鍛冶屋の手順を公開します。
以上、鍛冶の会、自称広報の庭竹でした。

世田谷の植木屋 『庭竹』

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