世田谷の『鍛冶の会』
自称『鍛冶の会」広報の庭竹です。
例年(コロナ禍以前)この時期は次大夫堀民家園にて、鍛冶の会のワークショップ鍛冶教室(切り出し小刀教室)が開催されていました。
世田谷区の在住及び在勤者対象というくくりはありますが、『手作り』や『クラフト』に興味のある方にはたまらない企画でした。
2月の第一土日と第二の土日の都合四日間参加していただかなければなりませんが、とても貴重な体験ができますし、逆に言いますと四日掛けなければ切り出し小刀はできませんということです。
来年こそはと思っております。
さて、こちらは和鉄の地金に鋼を付けて鉋刃成形中。
焼き鈍しがあまっかった様でウラスキの際にセンが滑るので再焼き鈍しをしたところ、
カイサキ左下のやや黒い部分がフクレてしまい鍛接の未熟さを思い知らされた一枚です。
こちらは鍛冶の会の『鞴』操作する『イナリ』の位置からの一枚、鍛冶の会にはひとつの火炉と二つの金床と四つの立ち万力があります。
それぞれの会員が譲り合って各々の課題なり製作なりをしています。
ここで製作された刃物やオブジェ等の非刃物は11/23勤労感謝の日に開催される、『民家園
祭り』(旧手作り市)にて販売しています。
昨年(2022)の民家園祭りは雨天中止になってしまいましたので、沢山の作品が日の目を見ずにいます。
そこで民家園祭りを補完するような形でゴールデンウィークに何かできないか議論されています。今後進展がありましたらこちらのブログでもお知らせしたいと思います。
以上、鍛冶の会広報「庭竹」でした。
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