冬季の植木屋
底冷えのこの時期は植木や草花は成長しませんので必然的に剪定も限定的なものになります。
庭竹のように個人邸がメインの植木屋(庭師)は、通常の剪定以外の作業をして過ごします。
こちらはいつものお庭です。例年年末に作業させていただくのですが、お客さんとの都合が上手くゆかず年明けの作業となりました。
お正月休みに養生シートを新調しましたのでパリッとして気分がいいです。
こちらもいつもお庭です。柑橘類の根回りに油かすなどの有機肥料をあげます。
化成肥料は比較的即効性があり、有機肥料は比較的遅効性といわれています。
柑橘類の結実にはこの時期の剪定と寒肥が有効です。
いつものお客さんからの相談です。
カイズカイブキとキンモクセイの一部が不自然な変色をしています。
原因は道路工事の業者さんが使用していた発電機の排ガスでした。工事の監督さんにも確認していただき、庭竹で補修しました。
変色した箇所は熱による枯れがおきていますので、残念ですが剪定除去します。
剪定しますと大きな穴が開いた状態になりますので、周りの枝を誘引して穴をカバーしつつ結束してあげます。最後に少し刈り込み直してあげたら終了です。
以上、大寒の植木屋でした。
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