春分の頃、植木屋(庭師)
立春や春分を経て桜咲く春本番へと向かう頃、庭竹の様な町場(個人宅中心)の植木屋はのんびりとしたものです。各種植木は剪定の必要もなく新芽や春の花のために有機肥料をあげたりしています。
昔からこの時期の植木屋は、大胆に樹形を小さくする強剪定や伐採作業、竹垣や植栽やお庭造りが主な仕事内容となります。
こちらは松の切り下げ作業です。
いつものお客さんからお知り合いが困っているとの事でご紹介いただきました。
ご依頼内容は大きくて日当たりやメンテナンスに支障をきたしている松を小さくして欲しいというものです。ある程度の枝葉の量を残すために一階の庇くらいまで切り下げる様提案させていただきました。
そもそも見積という程ではありませんが、お客さんはある方にざっくりと予算を聞いたそうです。すると重機や作業人員、交通誘導人員とかなりの金額になったとのこと、その金額に驚いてセカンドオピニオンではありませんが庭竹にお声がかかった次第です。
庭竹では従来の植木屋の知識技術に現代的なツールを織り交ぜた作業をすることにより、重機が不用となり必然的に交通誘導員などの必要性もなくなります。と、ご説明して当初お聞きになった予算の1/4程の金額で見積させていただきました。
作業後の画像です。
昨年の酷暑を考慮しますと枝葉は多いことに越したことはありませんが、それでもスッキリと明るくなるように仕上げをしました。
松の木ですから年に一度のメンテナンスは必要ではありますが、樹形そのものをサイズダウンしていますので、メンテナンスコストも軽減出来ています。
以上、庭竹の春先の作業でした。
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