5月の植木屋(庭師)
五月も終盤になりますと、我々の様に町場(個人宅専門)の植木屋(庭師)はいつものお客さんから連日の様に作業依頼の連絡が入ります。お電話、Eメール、ショートメール、LINEなどお客さんによって様々です。すなわち繁忙期の始まりです。
こちらはウメの剪定がてら青梅の収穫です、
シートを工夫して落下した梅の実が割れにくいようにします。大きな紙袋がふたつ一杯になりました。
こちらは昨年からお世話になっているお庭です。
古い生垣にありがちですが、厚みがかなりありますので道路にぐっとはみ出しています。面と面が重なるL字の角などは、自動車や自転車から死角が大きくなり、歩行者が角では確認しにくく歩行者フレンドリーではありません。五月のこの時期はどの植物も活気にあふれていますので大胆に刈り込みます。
正面からはお庭が透けて見えるくらいですが、ひと月もすると新たな葉がそれを遮蔽してくれます。また、生垣の内部まで日が入りますから、同じく内部から新たな芽が出てくれます。
私は世田谷の植木屋ですから、生垣は薄いほうが粋だと教わりましたが、今も変わらずそう思っています。
最後はいつものこちらのお庭です。
こちらのお庭では今年最初の芝刈りです。少し重たい印象のモミジとツツジ類の刈込を同時に作業しました。
さて、今年もこれから忙しくなるぞと思う庭竹でした。
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