10月の植木屋
キンモクセイの香りやキャンプフェス、運動会など秋らしい季節になりました。私の好きな季節です。
今年はキンモクセイの開花が例年よりも遅く,10月半ばの冷え込みとともに季節の香り始まりました。
こちらは今年のGWに改修工事をさせていただいたお庭です。
草取りと掃除に伺い、お庭のその後をチェックします。
伸び放題だった高木類は、GWの剪定を経てしっかりと目隠しの用途を果たしています。地面には苔がちらほらと乗り始めていますが、このお庭が内包している問題は竹です。
現在、竹垣を設置しているあたりは竹が生えていました。私の改修プランでは竹は不要な要素と捉えていました。極力シンプルな構成を目指しましたので、コントロールの難しい竹は邪魔ものでしかありません。しかし、竹の除去は困難で毎年生えてくるタケノコは脅威的な生命力です。根絶させるには真夏の暑い時期に、地面から上を刈り取ってしまうことです。根は残して構いません。一年目にはかなり効果が表れ、真夏に刈り取ることを繰り返せば、2~3年後には根絶できるはずです。このお庭でもお盆の頃に竹の刈り取りを行いました。
そういった意味では来年が楽しみです。
こちらはいつものお庭です。
芝刈りとお庭前列にある植木を剪定しました。お庭全体を剪定しますとそれなりの費用が掛かりますから、お客さんと相談しての作業です。
勿論お庭の印象は随分変わりますから、綺麗になったとか涼し気ねとお客さんも気分がよさそうです。
こちらはグランベリーです。
日本名はコケモモですが、ベリーというよりはとても小さなリンゴの様な見た目です。半日陰を好むようですから、世田谷あたりのお庭でも楽しめるのではないでしょうか。
何よりもこの見た目の可愛らしさは特別です。
今後、お庭のアイテムとして考え観察してみます。
以上、世田谷の植木屋・庭竹でした。
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