世田谷の植木屋、5月
世田谷の植木屋、庭竹です。
5月、GWも明けて夏日や初夏という言葉を耳にする頃になると、木々の新芽が盛んに伸び、うっとうしく感じる方も多いと思います。街中でも、ご自宅の植木を自分でカットされている光景をよく見かけます。
しかし庭竹では、この時期の剪定はあまりお勧めしていません。新芽が固まってから剪定した方が樹木の調子が良いと感じているからです。柔らかく伸び盛りの新芽を切ってしまうと、その後に残った葉がよれよれと大きくなってしまうことがあり、美観としてあまり好ましくありません。
この時期は「みどり摘み」と呼ばれる松の剪定作業が連日のように続きます。松の枝ぶりを左右する大切な作業で、すべての剪定に通じる技術だと思っています。
■ 芝生の拡張工事
こちらは芝生の拡張工事の様子です。
古い池を解体し、植栽も整理しつつ、余った石で植栽と芝生の境界を切りました。芝生が広がったことで、お庭らしい景色が生まれました。
現在ではメンテナンスの問題から、水を張っていない池をそのままにしているお庭も少なくありません。砂利を敷いた枯れ池としてデザインされていれば良いのですが、水のない池はどこかお庭の美観を損ねてしまうことがあります。今回のように、思い切って芝生へ変更してしまうのも良い選択だと思います。
■ 小箒(手帚)づくり
最後は小箒づくりです。
植木屋(庭師)は季節に寄り添う職種で、毎年同じ時期に同じ作業を進めていくというルーティンが多くあります。庭竹のこの時期のルーティンのひとつが、上の画像の小箒づくりです。年に二度ほど同じように作ります。
植木屋の仕事の半分くらいは掃除だと思っていますので、箒はどうしても摩耗して小さくなってしまいます。小さくなったものでは作業効率が悪くなるため別用途に回し、新しいものを作ります。市販品もありますが、私の好みではないため自作しています。
以上、世田谷の植木屋・庭竹でした。
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