世田谷の鍛冶屋

先日11/4から庭竹も参加している『鍛冶の会』のボランティア活動が再開しました。この報告(活動再開)に至るまで実に半年以上かかりました。いち早くお知らせをとは思っていましたが、いかんせん植木屋的には第二繁忙期の真っ最中。なかなか時間が取れず本日11/13(金)お昼と休憩をすっ飛ばして、写真だけ撮りに行ってきました。

コロナ禍とは言いますが我々のようなボランティア活動にも影響があります。また次大夫堀民家園最大のイベント『手作り市』も中止が決まっています。

さて、『鍛冶の会』の自称広報である庭竹から、簡単にではありますが当会の鍛冶作業を紹介させて頂きます。

燃料は炭(松炭)です。民家園の時代設定(江戸末期から明治)がありますので、近代的なコークスなどではありません。活動日は毎朝みんな真っ黒になって炭割りから始まります。炭の大きさには鍛冶屋的な決まり事がありますので、そちらに倣って割っています。

こちらは鞴(フイゴ)または箱鞴という送風機です。画像左の取っ手付きの棒を押し引きして風を送ります。鞴下部中央のパイプから地中を通し火炉(ホド)の底から風が吹き上がる仕組みになっています。押し引きの強さで風の強弱をコントロールします。

火炉(ホド)です。鍛冶屋の決まり事の中では神聖なもの(場所)になります。底に等間隔に穴の開いた分厚い鉄板が敷いてあり、耐火レンガと粘土で形作ってあります。鉄をドロドロに溶かすことは出来ませんが、鉄の表面の一部や薄くなった角などが溶ける(沸く)程には温度が上がります。

本日の活動です。兄弟子の漆かき(漆の木の皮を溝状にひっかく道具)の火造りです。

こちらは屋根屋(茅葺き)さんからの依頼品、植木屋で言う繰り針です。大きな薄い針です。

依頼品ですから見本の形に揃えます。が、なかなかアールがうまくいかないようです。

こうした中で、

これらの品々が造り出されます。

また、庭竹が顔を出したわずかな時間にもご来園の方々が鍜治小屋を見学されてゆきます。庭竹もボランティア活動として鍛冶作業の説明をさせていただきましたし、ご質問にもお答えしました。

世田谷区で古式ではありますが、本格的な鍛冶作業が見学できる貴重な場所ですから、皆様もマスク等の対策を実施の上『次大夫堀民家園』にご来園ください。

世田谷の植木屋 『庭竹』

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