梅雨の晴れ間に庭造り

例年、この時期は毎年のお客さんの手入れで忙しくしている庭竹です。庭造りのご相談がありましたので庭竹なりの提案をさせていただきました。
子育て世代のお客さんですから『機能的でローメンテナンス』をテーマに今時の素材でデザインしました。ご希望の樹種がいくつかありましたので、それらと違和感なく調和しつつ、現代的なお庭なるよう配慮します。
新築のお庭を任せていただきましたので責任重大です。お客さんの身になってスペースの活用を考えました。
まずは植物を植えてゆきます。植栽班はこのあとの人工芝を敷きますのでしっかりと整地をします。下地が凸凹ですと仕上がりに影響しますから作業も念入りです。
同時進行で『イペ』と言う種類のハードウッドを加工してゆきます。密度の高い木材でとても堅くて重い材料です。お値段もかなりしますが耐久性は他の木材とは比較になりません。
草取りや芝刈りなどがお客さんの負担にならないよう人工芝や砂利で雑草を軽減します。また、お子さんがお庭で遊んでも衣服が汚れないデザインになっています。まずはお庭や植物を楽しんでもらえれば植木屋として喜ばしく思います。
庭竹で使用する人工芝は見た目はもちろん密度や耐久性も安心の品質です。人工芝の下敷きに防草シートを使いより強固に雑草ケアします。
レモンやオリーブなどの植物の足元もハードウッドで囲み砂利を敷き詰めます。砂利はお庭を明るくする効果がありますが、真っ白なもの柔らかいものはおすすめしません。数年で汚れた感じになってしまいますので,昔からお庭で使われているものがよいと思います。

また『イペ』を積み上げて花壇を作りました。少しでも高低差をつけるとお庭に面白みがでます。ご家族で家庭菜園やお花を楽しんでいただきたいと思います。
このような仕上がりになっています。夏場の植栽は植物にとっては過酷です。自動灌水装置を使って秋頃まで植物をいたわります。最初の真夏を無事に越せれば枯れる心配はほぼなくなります。
またブルーベリーは摘み取りも出来ますからお子さんにも喜んでいただける要素かと思います。
以上、『世田谷的』『子育て世代のお庭』でした。

世田谷の植木屋 『庭竹』

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