『鍛冶の会』とは

自称『鍛冶の会』広報の庭竹です。
先日開設しました庭竹のInstagramから、こちらのHPへのアクセスが増えていますので、よい機会ですから改めて『鍛冶の会』の宣伝をさせて頂きます。
このblogをご覧の方々は「鍛冶屋」「大工道具」「刃物」「鑿」「鉋」「切り出し小刀」などのキーワードに敏感な所謂好き者なのかなと想像しますが、もしくは物作りのお好きな方でしょうか。
まず『鍛冶の会』は基本的にボランティア集団です。詳しくはこのHPメニューから御覧いただけますが、今回は鍛冶屋に特化したblogになります。
少々乱暴に『鍛冶の会』を説明しますと「全国的にも珍しい素人鍛冶集団」と言ったところでしょうか。
おそらく素人鍛冶としてはトップクラスの技術の最古参お二人を筆頭に二十数名の在籍があり、技術面、趣向、は各人多種多様です。
製作にはそれぞれのアプローチがあり、ひとつの作品にじっくりと時間をかける人もいれば、次から次へと製作する人もいます。
各会員の取り組みも様々ですから、年間に数日の活動者もいれば逆に百数十日活動する強者もいます。
鍛冶屋は造ったものは研がなければなりません。皆さんが想像するような刃のついた物を研ぐのは勿論ですが、造ったものには刃はついていません。ゼロから刃付けをします。
『鍛冶の会』の特徴のひとつに時代設定があります。と言うのも古民家園での活動ですから、現代的な鍛冶屋では問題があります。
手動の鞴で風を送り、松炭を燃料に、手打ち(必要に応じて向こう槌)で火造り、藁灰でなまし、センやヤスリで整形して、秘伝の焼き刃土を塗って水で焼き入れします。作業場は土間です。
『鍛冶の会』では入会時から共通の課題が与えられ、初歩的技術から習得してゆきます。課題は火箸から始まり、最終段階では鉋刃を製作し銘を切ります。
課題と平行して各自が興味のある道具やオブジェを製作していますが、火箸を合格しないと刃物は造れません。
鍛冶作業には工程として「火造り」と言う火を使い槌で鉄を伸ばす作業、ヤスリやセンで「整形」する作業、「焼き入れ」「焼き戻し」と言ったやや神秘的な作業、「研ぎ」と言う地金鋼の美しさを引き出す作業があります。
各自、好みの作業は分かれるところですが「火造り」はやはり花形です。製作工程の中では三割くらいの作業時間でしょうか。
焼き入れは作業は温度管理の出来ない昔ながらの火炉ですから、鉄の色を見ての感だよりになります。と言っても磁石の性質を利用した温度把握は出来ますので100%の感ではありません。
男性であれば興味をお持ちの方も多いとは思いますが、趣味としてはハードルの高い鍛冶作業です。興味があっても出来ないのが現実かと思います。作業場等の環境があればこんなに楽しいものはありません。
さて、いいことばかり書いていますが、実際には毎朝炭割り(松炭を細かくする)で真っ黒になり、火花火の粉で着衣は穴だらけ、大きな怪我は今のところありませんが、小さな火傷や切り傷、砥石による皮膚の磨耗。真夏の暑さはサウナ並みでなど大変な面もありますし、技術面での壁もあります。
※コロナ禍において昨年から令和三年の今年も含め『鍛冶の会』は活動休止せざるえない状況が多く、みなさまにお知らせする活動報告が少なくなっています。緊急事態宣言が解除されましたら、活動も再開されると思いますのでこのblogでもお知らせいたします。

以上、自称『鍛冶の会』広報 庭竹からの宣伝でした。

世田谷の植木屋 『庭竹』

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