ChatGPTと植木屋
これまでのインターネットの常識を替えてしまうかも知れない対話AI『ChatGPT」ですが、我々のようなトラディショナルでローカルで自然(植物)を相手にする商売にとってはいかにして役立ててゆくのか、それとも植木屋にはあまりマッチしないテクノロジーなのかとても興味があります。
このブログのような文章制作はものの数秒で書いてはくれますが、庭竹の個性の様な部分は薄れてしまうかも知れません。ですからこの先も拙い文章ではありますが自身で書いてゆくつもりです。
でも何か役には立てたいChatGPT、対話AIですから手軽なところでこんな質問をしてみました。
『小規模なローカルビジネスのブランド構築において重要なことは?』です。
会話形式で答えてくれますが、いつも同じ答えではないそうです。
今回はこのように
1、独自性
2、顧客サービス
3,オンラインプレゼンス
4,地域社会に参加
以上の四点あげて、それぞれに要領が細かくついていますが私の文章ではないのでここでは掲載しません。「地域社会にどのように参加することが理想的?」など会話を進めれば永遠につづくのでしょうが、ここでは話し相手ではなくビジネスのヒントが目的なのでこれで十分です。
中でも庭竹の気になったのは独自性です。『独自性=他にはない固有の性質』といった所でしょうか、平たく言ってしまえば「あなたは変わってるね」でしょうか。
庭竹のよそとは違う所と言えば『自分で造った道具で仕事をしている』が該当するかも知れません。少なくとも周りにはいませんし、全国的にも珍しい部類に入ると思います。
職人の中には道具(工具、手道具、機械)好きは沢山いますが、好きが高じて造ってしまう輩は少数派と言いますかあまりいないと思います。
庭竹は『鍛冶の会』というボランティアに参加していますので道具造りが可能ですが、鍛冶屋は趣味で行うにはハードルの高い分野です。設備や騒音などは簡単にはクリヤーできる問題ではありませんし、技術の面では優れた先輩や師匠もなくてはならない存在ですからこれも簡単な話ではありません。
それでも条件を満たして自分で造ることができれば道具に対する愛着が違いますし、個人の好みを存分に反映させていますので美しく(少なくとも私には)見えます。
まだ叶いませんがいずれは刈り込み鋏に(上画像は定康1丁となごや2丁)チャレンジしてみたいと思っています。何分本業である植木屋の隙間時間での活動ですから、制作計画も中々立てられませんが自分で造った刈り込み鋏で仕事をしたらさぞかし良い気分でしょうね。
以上、ChatGPTに聞いた独自性について考える『庭竹』でした。
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