春はまだ
毎年この時期は確定申告という納税準備に伴う事務作業をします。
私は会計ソフトを使っていますので、レシートや領収書などはスマホで取り込みます。すると、AIでしょうか相手方や日時と金額を自動で読み取ってくれます。昔に比べると事務作業が格段に楽になりました。しかし、完全ではなく読み間違いも多々ありますので、その修正作業が事務作業となります。
すると、領収書の日時を通して、伐採作業や植栽工事など毎年のルーティン以外のイレギュラーな作業を思い出します。
昨年は伐採作業が例年より多く、中でも桜の伐採作業が目立ちました。
さて、こちらは柑橘系の施肥作業です。毎年最も寒い時期に、樹木の根周りに有機肥料をあげます。有機肥料と化成肥料の違いは?皆さんなんとなく有機肥料の方が環境に良いというような認識なのではないでしょうか。私も子供の頃に学校でそのように教わりました。何キロ、何十キロと使うような環境下ではそうかもしれませんが、庭竹のようにごく少量の使用ではどうなのでしょうか。この記事を書きながら気になったので調べました。化成肥料は過剰に使用すると土壌に悪影響があるのは間違いないそうですが、有機肥料も影響が無いわけではないそうです。両者とも過剰な使用は考えましょうという事でしょうか。
庭竹の施肥に対する考えは『チョイ足し』です。土の持っている力にプラスαといった所です。
私の認識では化成肥料は即効性、有機肥料は遅効性です。例えるなら、化成肥料は西洋医学で有機肥料は東洋医学といった所でしょうか。ブレンドして使えば時間差で効果を発揮しますから、花木の根周りにパラパラ撒くには有効でしょう。
さて、こちらは人工芝の案件です。
庭竹では珍しくマンションの専用庭の改修工事です。
雑草に困り果てたそうで庭竹のお客さんを通してご相談がありました。
雑草は除草剤でも有効に使えばかなりの成果を上げることができますが、薬品であることには変わりはありません。ホームセンター等で購入可能ですが、樹木を痛めてしまうこともままありますので、専門的な知識があるに越したことはありません。
雑草は地面に日が当たることで発芽するシステムです。逆に言えば、日が当たらなければ雑草は生えないということです。住宅地でも家を取り壊して更地になると雑草が生えてきます。雑草の種が地面の中で何十年も日が当たるのを待っていたのだと思います。
ですから地面を覆い日光を遮断して、その覆いを人工の芝生にしてしまおうというのが近年の人工芝ブームになっているのだと考えています。また、人工芝のクオリティーも一昔前とは比べ物にならないくらい向上しています。緑の中に枯れ色を足してナチュラルな見た目になっています。
ネットショップやホームセンターでも購入できますから、DIY好きな方でしたら自身で施工もできます。ただ、ホームセンターの商品から我々プロ向けの商品までかなりバリエーションがありますから注意が必要かもしれません。私の見たところお値段と品質は比例しているようです。また、品質の良いものは重量もかなりあります。
以上、ふるさと納税はしない派の庭竹でした。
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