2026.07.02 23:00伝統的技術世田谷の植木屋『庭竹』として日々仕事をしていると、時折、若い職人さんたちと接する機会があります。20代、30代の職人さんたちは、私たちの世代が経験してきた庭の環境とは大きく異なる現場で育ってきました。そのため、古い仕事や伝統的なアプローチに触れる機会が少なく、「竹垣を組んだことがない」「差し丸太の使い方が分からない」といった声を耳にします...
2026.06.25 23:005月末から6月初旬は刈込に最適今年も例年通りに梅雨入りした世田谷ですが、スマートフォンの Google ニュースで海を隔てた韓国の梅雨入りを知りました。韓国にも梅雨があるのですねと、一人で感心してしまいました。アジサイや長雨、カタツムリといったイメージが強い梅雨ですが、世田谷あたりではあまりカタツムリを見かけません。アジサイとカタツムリはどこかセットのような印象ですが...
2026.06.11 23:00鍛冶の会 鑿は難しい鑿は難しい。 そう思ってはいるものの、これは共感を得ることのない、ほとんど独り言のような感想でもあります。プロの鑿鍛冶はもちろん、そもそも素人鍛冶をしている人自体が極めてまれですから、私の苦労(同時に楽しみでもある)を共有できる相手がいないのは当然かもしれません。とはいえ、鑿づくりはやはり楽しい。
2026.06.04 23:005月は芝刈りと松の剪定シーズンです。「HPを見て電話しました」といったご連絡をよくいただきます。長らく依頼していた植木屋さんが引退されたり、世田谷にご自宅を新築されたりと理由はさまざまですが、皆さん新たに植木屋(庭師)を探しておられます。植木屋というのは不思議な職種で、一種の贅沢品とも言えます。衣食住の外側にありながら、住に付随しているとも言える存在です。我々植木屋は、庭に...
2026.05.07 23:00お庭の池が芝地になると世田谷の植木屋、庭竹です。5月、GWも明けて夏日や初夏という言葉を耳にする頃になると、木々の新芽が盛んに伸び、うっとうしく感じる方も多いと思います。街中でも、ご自宅の植木を自分でカットされている光景をよく見かけます。しかし庭竹では、この時期の剪定はあまりお勧めしていません。新芽が固まってから剪定した方が樹木の調子が良いと感じているからです...
2026.04.30 23:00鍛冶の会 焼き入れと鑿ここ数年、私は毎年数本の鑿を造っています。というのも、我々鍛冶の会の顧問は月島の鑿鍛冶・左久作師匠だからです。師匠には遠く及びませんが、その片鱗でも再現できればと思い挑戦しています。しかし鑿は本当に難しいテーマです。鍛冶作業の対象として幅が広いものは火造りが困難で、逆に幅の狭いものは成形が難しくなります。したがって私は、まずは作りやすい幅...
2026.04.28 23:10[再掲]植木屋(庭師)の選び方. お役立てください。除草剤の注意喚起という blog を以前書きましたが、それに続く「庭竹のお節介 part2」です。植木屋(庭師)をお探しの際には、いくつかのコツがありますので、気にしてみると役立つかもしれません。以下の記述はあくまで個人的な意見です。コツ1:地元の植木屋で探す地元の植木屋は地域の趣味・嗜好を理解していますし、地元のマナー(と言っていいか)...
2026.04.16 23:00植木屋(庭師)ですから京都研修 ~ その3古都京都には、井戸の釣瓶ひとつをとっても格好よく見せてしまう力があります。そして、その佇まいを包み込んで景色として成立させてしまう懐の深さがあります。
2026.04.09 23:00植木屋(庭師)ですから京都研修 ~ その2京都研修その2です。鞍馬石は、世田谷周辺の植木屋(庭師)にとって、お庭を構成する素材のひとつとしてよく知られています。さび色で、沓脱石や飛び石などの平石が多い印象があり、私たちは単に「クラマ」と呼んでいます。
2026.04.02 23:05鍛冶の会 不定期報告私は世田谷の植木屋として日々働いていますが、不定期な休日や本業が落ち着いた時期には、鍛冶の会の一員としてボランティア活動を行い、地域社会にささやかながら貢献しています。改めてお伝えすると、鍛冶の会は次大夫掘り民家園ボランティアのひとつです。次大夫掘り民家園は古民家を中心とした施設で、園内の風景は昔の農村を再現しています。各ボランティアは、...